高校寮 中学寮


高校寮

寮の目的

 本校では、遠隔地から入学する生徒のために寮を設けています。寮はただ単に寝食と勉学の場を提供するだけの施設ではありません。それよりはむしろ、個々の生徒が日常の生活経験を通して、自らの人間性を高めていくことができるような、人間共同体を目指して寮を運営しています。物質的には十分すぎるほど恵まれた生活環境の中にありながら、核家族化と過保護の中に育った現代の青少年には、精神的な脆弱さが見受けられます。
 このような時代にあって、あえて家族を離れ、厳しい共同生活に身を置くにはそれなりの勇気と決断が必要ですが、それによって得られる精神的成長ははかり知れません。共同生活を通して学ぶ規律ある生活、自立・忍耐・協調の精神、また様々な葛藤を含む多様な友人関係を通して得られる信頼・相互理解等の経験は何物にも代え難いものです。寮生の父母が久しぶりに帰ってくる息子のたくましく自立していく姿に目を見張るのは、あるいは当然のことなのかもしれません。

寮の定員

 各学年134名、総計402名が収容定員です。

寮生活

高1寮生の一日

■平日
 
■休日

7:30
7:35
7:40
8:25
12:10


18:00
19:50
20:00

21:30
21:45
21:50
23:00

23:40
24:00

起床
点呼
朝食
登校完了
昼食
下校
入浴(19:40まで)
夕食(19:00まで)
門限
義務自習開始
寝室消灯
休憩
点呼・連絡事項伝達
義務自習
義務自習終了
入浴(23:40まで)
清掃当番
1年寮消灯


7:50
12:00
18:00

自由起床
朝食(9:30まで)
昼食(13:00まで)
夕食(19:00まで)

※土曜日は義務自習なし(但し試験一週間前は実施)

※入浴…日曜日を除く毎日放課後から19:40まで自由に入浴できます。日曜日は13:00から19:40で、シャワーのみとなります。

※郵便・電話・FAX…事務室で集中管理します。なお、夕食時間帯と義務自習時間中は電話の取り次ぎはできません。

 

 高校から入寮の1年生は、個室がなく、全ての生活が大きな集団単位で営まれます。60名分の二段ベッドがズラリと並び全員が寝起きを共にする寝室、一室25名前後の学習のための自習室、それに簡単な調理設備を整え、談話室の機能を持たせたテレビラウンジが生活の場の全てです。この1年の生活形態を「大部屋方式」と呼んでおります。
 現在の小中学生はほとんどが自分の部屋を持っていることでしょう。本寮のような大部屋方式は、一見時代錯誤とも思えるかもしれません。しかし、中学を卒業したばかりのまだ半分子供の1年生にとっては、多くの仲間と一緒にいることで寮生活に早くなじめることや、多くの友達と友人関係を作りやすいこと、ホームシック等による精神的な緊張を緩和してくれること、あるいは仲間からの刺激で自発的に勉強の習慣が身に付く等、多くの利点が挙げられます。このような大部屋形式の生活を経験し、自律・自立のための基礎的能力を備えた、中学から進学した内進高1年生及び2,3年生は4人部屋で生活しています。この4人部屋メンバーは、寮生活の中で自分に合う仲間を選び、寮生が自分達で決定します。
 また、寮における共同生活に生命を与えるものはお互いの連帯感であり、共同体意識ですが、それを発展させる役目を果たすのが自治活動に他なりません。生徒の代表(自習室長・ブロック長)は各種行事の企画、立案、実施あるいは日常生活の自主的運営等について寮スタッフの指導の下、具体的活動を行っています。
 寮生活を希望する諸君にもっとも求められることは、多少の困難には動じないだけの強い精神力と積極的な生活態度、責任感であり、自分を高めていこうとするしっかりした自覚です。そして、入寮前に家庭において自分のことは自分でする習慣を身に付けておく必要があります。

寮スタッフ

 寮頭以下約60名(食堂を含む)の職員によって寮の管理運営が行われています。寮生の生活指導は学年別になっており、各学年に寮教諭、寮母がおり、個人面接、アッセンブリー等を通して生活面における指導助言を行っております。寮の給食は専門業者に業務委託しており、専任の管理栄養士および調理師等が健全な食生活のために尽力しています。健康管理に関しては寮母、寮教諭、養護教諭が日常生活の中で心配りをするほか、簡単な手当等を行います。また万一の傷病に関しては、校医あるいは寮のホームドクターのもとで万全の処置がとられます。衣類については洗濯から補修まで職員がお世話をします。
 なお家庭と寮を結ぶ絆として、機関誌「ラ・サール ドミトリィ」を年3回発行しています。


中学寮

寮の目的

 寮を経験学習の場、教育の場としてとらえています。このため寮生活を通して基本的生活習慣、共同生活のルール、友人関係等を日々の生活体験の中で積極的に学ぶことができます。
 小学校卒業と同時に親元を離れ、未知の寮生活に身を置くには大きな精神的負担が伴いますが、寮生活から得られる経験は何物にも代え難い財産となるはずです。

寮生活の構成

 中学校の定員は各学年84名、計252名です。
 学習のための自習室(学年単位)、寝起きを共にする寝室(学年単位)、テレビと簡単な調理設備を備えたラウンジ、ピアノ室が中学生の生活の場です。この他、全寮共同の施設として大食堂ホール、大浴場があります。

生活管理

 寮の給食は全国有数の専門業者、株式会社シダックスに業務委託しており、同社の管理栄養士、調理師が健康な食生活のため力を尽くしています。
 健康管理については寮母、寮教諭、養護教諭が日常生活の中で心くばりする他、簡単な手当等を行います。万一の傷病に際しては、校医・寮のホームドクターのもとでの処置がとられます。通院の際は必要に応じて車での送迎を行っています。
 衣類については洗濯から補修まで担当の職員がお世話をします。
 現金等貴重品の管理については寮事務室にて預かりの制度をとっています。
 郵便・電話の受け継ぎは中学事務室で集中管理します。なお、日課の義務自習時間中は電話の取次ぎはできません。
 入浴は放課後から午後7時15分までは高校と共通としますが、中学専用時間として午後10時15分から午後10時45分をもうけています。
 寝具については高校と同方式のリース制度を採用しています。
 家庭との連絡手段としてメールまたはFAXを利用した通信便「ラ・サール ドミトリィJunior」を6月・10月をめどに発行・配信しています。また寮機関誌「ラ・サール ドミトリィ」を年3回長期休み入りに発行しご家庭に持ち帰らせています。

中学生の一日

■平日
 
■休日

7:10
7:20
7:30
8:15
12:10


18:00
18:30
19:20

20:45
21:00
22:10


22:45
22:50
22:55
23:00

起床
点呼
朝食
登校完了
昼食
下校
入浴(19:15まで)
夕食(19:00まで)
門限
前半義務自習開始  
寝室消灯
休憩
後半義務自習
義務自習終了
入浴(22:45まで)
清掃当番
寝室消灯
自習室施錠
洗面所施錠
就寝


7:50
12:00
18:00

自由起床
朝食(9:30まで)
昼食(13:00まで)
夕食(19:00まで)
※義務自習以降は平日と同じです。

※土曜日は原則として義務自習なし、門限は19:00となります。

※入浴…日曜日を除く毎日放課後から19:15まで自由に入浴できます。日曜日は13:00から19:15で、シャワーのみとなります。

※郵便・電話・FAX…事務室で集中管理します。なお義務自習時間中は電話の取り次ぎはできません。

 

行事

 学校の行事の他に寮独自の行事も行われます。
  4月に入寮式と対面式が行われ、新たな仲間である1年生を迎え入れます。また5月下旬には函館探検が行われ、中学1年生がチューターの案内で6年間暮らす函館の街を散策します。5月のゴールデンウィークは新入生は原則として全員帰省します。
  5月以降は、夏休みまでは学園祭等の学校行事の準備、さらに定期テスト(年に6回)に備えての準備もありますので寮における大きな行事はありませんが、食堂の大スクリーンを利用して行われる映画会や教養番組を見る会、または身体を動かしたい生徒のための体育館開放は通年ほぼ毎週土曜日に行われています。また、OBや父母による講演会が行われることもあります。この他では、寮生が自ら企画・運営してスポーツ大会が行われることもあり、バスケットボール大会、フットサル大会、卓球大会等が行われています。
 夏休み以降では、まず9月末の前期期末テスト終了後に連休(その年により短い場合もある)があります。この連休での帰省は自由ですが、冬休みまでの長い期間を考えると、英気を養う意味で帰省する中学寮生が多いようです。10月以降は中1・2年生は学校のフィールドワーク発表の準備、中3は海外研修旅行の準備がありますので寮では大きな行事はありません。12月にはクリスマス会が行われますが、これが寮生にとって後期最大の行事といえます。 寮生が中心となって企画し学年ごとに行われるもので、毎年楽しみにしている寮生も多いようです。
 冬休み以降は、学校行事のスキー研修、雪中運動会など北海道の冬を活かした行事が行われます。

生活指導

 中学生として当然身につけていなければならない基本的生活マナー(あいさつ、言葉づかい、整理整頓、健康管理、時間の管理等)については特に指導に力を入れています。
  共同生活の運営については寮生の自発性を尊重し、自分たちの生活は自分たちで創るという意識を育み、積極的で自由闊達な寮生活を目指しています。
  高校寮で実績のあるチューター制度(2年生が新入生の生活面を指導しサポートする制度)を中学寮にも導入し、中学寮固有のチューター制度を実施しています。これにより新入生の寮生活指導の徹底とリーダーシップの養成を図っています。
  指導スタッフとしては寮頭、寮教諭、寮母、養護教諭がチームワークを組んで指導にあたっています。中学寮母については整理整頓などの生活面の指導をはじめ病気等の世話に至るまで寮生の母親的役割を担っています。


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